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Contributor ナイトスポーツ 日時 2004 年 9 月 09 日 17:07:09:
回答先: Vマウントラヂエーターについて Contributor たかふみ 日時 2004 年 9 月 09 日 16:27:33:
ナイトスポーツ中村です。 こんにちは。 : 初めまして。こんにちは。 : 私は現在FD乗りではありませんが、現在の車が来年車検のために、FDへの買い替えを考えています。6型をです。 : そのため、色々とFDについて調べているのですが、まず水温管理という点で、過去ログも拝見させていただきましたが、Vマウントの装着を考えています。 : そこでご質問なのですが、過去ログでラヂエーター製造依頼先のメーカーを変更されたそうですが、実際に構造上何がどのように変わったのでしょうか? 製造メーカーの変更は構造上のことではなく、製造メーカーの都合と対応によるものです。 簡単な言い方をすると、作ってくれなくなったのです。現在は日本のメーカーでコーヨーラジエターさんに弊社仕様を作ってもらい始めました。 : また、ラヂエーターに関しては、以前の車からサーキット走行を行っており、過去にオーバーヒートでエンジンブローした経験があり、水温管理には非常に強い関心を抱いており、そういった経緯の中で、ラヂエーターに関して色々と調べたのですが、現在の4循環タイプのものは、パイピングの都合上だけで4循環としたのでしょうか?水流の圧力損失等を考慮すると、3循環程度の方が良いような気がしますが。 : また、ナイトスポーツさんにお聞きすることではないかもしれませんが、ラヂエーターの水の入り口に仕切り板?を付けて水流の流れをコントロールするといったことをしていたりするものもあり、過去のロンデイビスの物もそのような対策をされたそうですが、実際、純正のラヂエーター等は、そういったものは無いように思います。ということは純正のラヂエーターはコア面全体をうまく水が流れていないということでしょうか?
純正のコアーは1インチぐらいの幅のコアーを使っていますね。それに対して弊社の使っているコアーは2インチあります。 コアーを大きくした場合の問題点は、エンジンが低速回転のときに水流が均等にならないことです。 コアーに温度センサーを多数装着してログをとると、2500rpm以下では温度の分布がばらばらで、しかもいろんな箇所に移動します。そして水温が幅の狭いノーマルより冷えないのです。 これを全域で安定させるには、細くて長いラジエターにしてやることです。 実際にサーキットで比較テストをすると、2インチ幅のコアーで3循環か4循環ぐらいが良いようです。そして高速では3循環の方が少し良いようですね。 またプーリーの径を上げてウオーターポンプの流速を下げるのも効果があります。 先月も筑波で確認テストを行っていました。それらの結果はログにきれいに現れています。 純正のラジエターはコアーが小さいので、ダウンフローの仕切り版などいれず、流れを規制しなくても大丈夫なんですよ。 不明な点がありましたら、遠慮なくご連絡ください。 中村
: 長々と申し訳有りませんが、私はとある会社のエンジニアのため、一度疑問に思ってしまうと気になってしまう性分なので、出来る限りのご回答を宜しくお願い致します。
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