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Contributor ナイトスポーツ 日時 2004 年 9 月 09 日 18:02:24:
回答先: Re: Vマウントラヂエーターについて Contributor たかふみ 日時 2004 年 9 月 09 日 17:52:26:
: ナイトスポーツ中村様 : 早速のご回答ありがとうございました。 : : 製造メーカーの変更は構造上のことではなく、製造メーカーの都合と対応によるものです。 : : 簡単な言い方をすると、作ってくれなくなったのです。現在は日本のメーカーでコーヨーラジエターさんに弊社仕様を作ってもらい始めました。 : なるほど、そういうことですか。確かに私もコーヨーのアルミラヂエーターを使用したことがあります。 : : 純正のコアーは1インチぐらいの幅のコアーを使っていますね。それに対して弊社の使っているコアーは2インチあります。 : : コアーを大きくした場合の問題点は、エンジンが低速回転のときに水流が均等にならないことです。 : : コアーに温度センサーを多数装着してログをとると、2500rpm以下では温度の分布がばらばらで、しかもいろんな箇所に移動します。そして水温が幅の狭いノーマルより冷えないのです。 : : これを全域で安定させるには、細くて長いラジエターにしてやることです。 : : 実際にサーキットで比較テストをすると、2インチ幅のコアーで3循環か4循環ぐらいが良いようです。そして高速では3循環の方が少し良いようですね。 : : またプーリーの径を上げてウオーターポンプの流速を下げるのも効果があります。 : : 先月も筑波で確認テストを行っていました。それらの結果はログにきれいに現れています。 : つまり、水の流れる距離を長くすれば、水がラヂエーターの入り口から出口まで流れる時間が長くなるために、体積当たりの放熱時間(とでも言いましょうか)が長くなるため冷える、と考えてもいいのでしょうか?(うまく文章で表現出来ずに申し訳有りませんが) : しかし、高速域では3循環の方が少し良いとのことですが、高速域ということは流量が多く、流速が速いために、4循環では逆に抵抗になっているということでしょうか? : また、3循環でテストされたということは、3循環のタイプの開発もされているということでしょうか? : あと素朴な疑問なのですが、3循環にした場合、インレットとアウトレットのパイプの位置が現在の4循環の位置には付きませんよね?パイピングを延長する形となるのでしょうか? : お手数をお掛け致しますが、ご回答を宜しくお願い致します。 ナイトスポーツ中村です。 こんばんは。
現在はコーヨー製で弊社仕様のV用ラジエターは、まだ量産が上がっていないため、コーヨーさんから素材のコアーを入れてもらい、弊社内で手作業で加工しています。3循環です。 パイピングは延長します。 しかし、4循環との差はほんのわずかで、市街地走行なら4循環のほうが有利な面もあり、言葉では有利とか良いとか書きますが、ほぼ同じと思ってください。 中村
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