Re: 機械式LSD・トルクバイアスレシオについて


[ FOLLOW UP ] [ CONTRIBUTE ] [ Back to ROTARY WORLD ] [ FAQ ]

Contributor ナイトスポーツ 日時 2004 年 7 月 12 日 16:56:15:

回答先: 機械式LSD・トルクバイアスレシオについて Contributor FD6型 日時 2004 年 7 月 08 日 08:52:47:

ナイトスポーツ中村です。
こんにちは。

: こんにちは。
: マツダスピードのセレクティブLSDについて、大変恐縮ですが教えてください。
: イニシャルトルク、デフロック比については過去ログを読んで大体わかりました。
: セレクティブLSDはイニシャルトルクをセレクトカムを回転させるだけで変更できるのですが、
: イニシャルトルクの変更に伴いトルクバイアスレシオも変化するようです。
: 具体的にはイニシャルトルクが
: 4.2kgf・m(ポジション1)
: 6.4kgf・m(ポジション2)
: 8.8kgf・m(ポジション3)
: と三段階あり、
: トルクバイアスレシオも
: 4.70(ポジション1)
: 6.50(ポジション2)
: 11.00と(ポジション3)
: と変化します。
: トルクバイアスレシオという言葉を聞いたことがなく、
: 調べてみると左右のトルク配分の比率のようですが、
: これはデフロック比と意味は同じなのでしょうか?
: しかしデフロック比は内部のプレートの枚数等によって決定されるわけですから、
: イニシャルトルクを上げることによりデフロック比も上がるというのはおかしいですよね。
: そうするとやはり違うものなのでしょうか?
: すみませんが教えていただけると幸いです。

大変遅くなりましたが、内容がわかりました。
このセレクティブLSDは従来のLSDと同じフリクションディスクとフリクションプレートをもっています。同じ容量ですから、デフロック比の最大値も同じですから、走行中の効きも同じです。
トルクバイアスとはデフロック比と同じ意味ですが、測定回転数が非常に低いようです。毎分10回転と言うような回転数での測定ですから、実際の走行状態のトルクにはなりません。実際の比率は従来のLSDと同じと考えて良いようです。

結論はイニシャルは変更できるが、デフロックの最大伝達トルクは同じで、それは以前のものと同じだと言うことです。
不明な点がありましたら、遠慮なくご連絡ください。
中村



FOLLOW UP:



CONTRIBUTE

NAME:
E-mail:
TITLE:

MESSAGE


ホームページをお持ちの方のみ入力をお願いいたします。(任意)

あなたのホームページ URL:
あなたのホームページの題名:


[ FOLLOW UP ] [ CONTRIBUTE ] [ Back to ROTARY WORLD ] [ FAQ ]