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▼ナイトスポーツさん:
>ナイトスポーツ中村です。
>こんにちは。
>アペックスシールはバイメタルです。したがって温度によって反りが変わります。
>適温のときはまっすぐなんですが、温度が上がると両端が上に上がります。つまり中央でローターハウジングの摺動面との隙間ができます。
>逆に低温では中央が高く、両端が低くできています。したがって高温や低温で高負荷をかけ続けると、適温のときに正常な形にならないシールになってしまいます。
>決してオーバーヒートをさせてはダメですよ。また温度が低いときも大きなパワーをかけてはダメです。
>中村
ご回答ありがとうございます。
適温というのが,非常にわかりやすいようでわかりにくいのです。
アペックスシールの温度ということだと思いますが,アペックスシールの温度は均等ではなく,部位によって温度に大きく差があると思うのです。
特に混合気が最も高温になるのは点火〜燃焼の時ですから,プラグホール付近を通過するアペックスシールの中央部は特に高温に曝されていると思います。
この,部位による温度差が反りの原因になっていますよね。
であれば,温度差も反りの方向に関係してくるはずだと思うのです。
そして,いったい何℃くらいで変形が生じるのかという問題があります。
アペックスシールの温度を知ることはできませんので高温時,低温時というのが,ユーザーとしては何の温度を基準に考えればよいのかということになり,例えば水温を基準にするのか,油温を基準にするのか,排気温を基準にするのか,そしてそういった温度が何℃なら低温,何℃なら適温,何℃なら高温なのかがどうしても曖昧な気がします。
オーバーヒートはいけないというのは理解できるのですが,他にも何かユーザーにわかりやすい基準などありますでしょうか?
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