2009 / 9
 
3409 / 3440 ツリー ←次へ | 前へ→

アペックスシールの反り なっち♪ 09/9/9(水) 11:14
Re:アペックスシールの反り ナイトスポーツ 09/9/10(木) 11:21
Re:アペックスシールの反り なっち♪ 09/9/10(木) 13:14
Re:アペックスシールの反り ナイトスポーツ 09/9/10(木) 14:12
便乗です。 赤いFD3S 09/9/14(月) 22:18
Re:便乗です。 いくらなんでも 09/9/15(火) 8:31

アペックスシールの反り
 なっち♪  - 09/9/9(水) 11:14 -

   いつも拝見させていただいております。
アペックスシールに関して質問させてください。
熱が入った時,アペックスシールはローターハウジングに向かって中央が凸に反るのか,凹に反るのか,いろんな人に聞いても答えがバラバラで困っています(^_^;)
熱が入った時は膨張するから,熱の入りからの差から凸に反りそうな気がするんですが,でも実際には熱が入って反った時の吹き抜けって中央で起こっていますよね?
どちらが正しいんでしょうか?
それとも,吹き抜けの原因は反りではないんでしょうか?

Re:アペックスシールの反り
 ナイトスポーツ E-MAIL  - 09/9/10(木) 11:21 -

   ナイトスポーツ中村です。
こんにちは。

▼なっち♪さん:
>いつも拝見させていただいております。
>アペックスシールに関して質問させてください。
>熱が入った時,アペックスシールはローターハウジングに向かって中央が凸に反るのか,凹に反るのか,いろんな人に聞いても答えがバラバラで困っています(^_^;)
>熱が入った時は膨張するから,熱の入りからの差から凸に反りそうな気がするんですが,でも実際には熱が入って反った時の吹き抜けって中央で起こっていますよね?
>どちらが正しいんでしょうか?

アペックスシールはバイメタルです。したがって温度によって反りが変わります。
適温のときはまっすぐなんですが、温度が上がると両端が上に上がります。つまり中央でローターハウジングの摺動面との隙間ができます。
逆に低温では中央が高く、両端が低くできています。したがって高温や低温で高負荷をかけ続けると、適温のときに正常な形にならないシールになってしまいます。
決してオーバーヒートをさせてはダメですよ。また温度が低いときも大きなパワーをかけてはダメです。
中村


>それとも,吹き抜けの原因は反りではないんでしょうか?

Re:アペックスシールの反り
 なっち♪  - 09/9/10(木) 13:14 -

   ▼ナイトスポーツさん:
>ナイトスポーツ中村です。
>こんにちは。
>アペックスシールはバイメタルです。したがって温度によって反りが変わります。
>適温のときはまっすぐなんですが、温度が上がると両端が上に上がります。つまり中央でローターハウジングの摺動面との隙間ができます。
>逆に低温では中央が高く、両端が低くできています。したがって高温や低温で高負荷をかけ続けると、適温のときに正常な形にならないシールになってしまいます。
>決してオーバーヒートをさせてはダメですよ。また温度が低いときも大きなパワーをかけてはダメです。
>中村

ご回答ありがとうございます。
適温というのが,非常にわかりやすいようでわかりにくいのです。
アペックスシールの温度ということだと思いますが,アペックスシールの温度は均等ではなく,部位によって温度に大きく差があると思うのです。
特に混合気が最も高温になるのは点火〜燃焼の時ですから,プラグホール付近を通過するアペックスシールの中央部は特に高温に曝されていると思います。
この,部位による温度差が反りの原因になっていますよね。
であれば,温度差も反りの方向に関係してくるはずだと思うのです。
そして,いったい何℃くらいで変形が生じるのかという問題があります。
アペックスシールの温度を知ることはできませんので高温時,低温時というのが,ユーザーとしては何の温度を基準に考えればよいのかということになり,例えば水温を基準にするのか,油温を基準にするのか,排気温を基準にするのか,そしてそういった温度が何℃なら低温,何℃なら適温,何℃なら高温なのかがどうしても曖昧な気がします。
オーバーヒートはいけないというのは理解できるのですが,他にも何かユーザーにわかりやすい基準などありますでしょうか?

Re:アペックスシールの反り
 ナイトスポーツ E-MAIL  - 09/9/10(木) 14:12 -

   ▼なっち♪さん:
>▼ナイトスポーツさん:
>>ナイトスポーツ中村です。
>>こんにちは。
>>アペックスシールはバイメタルです。したがって温度によって反りが変わります。
>>適温のときはまっすぐなんですが、温度が上がると両端が上に上がります。つまり中央でローターハウジングの摺動面との隙間ができます。
>>逆に低温では中央が高く、両端が低くできています。したがって高温や低温で高負荷をかけ続けると、適温のときに正常な形にならないシールになってしまいます。
>>決してオーバーヒートをさせてはダメですよ。また温度が低いときも大きなパワーをかけてはダメです。
>>中村
>
>ご回答ありがとうございます。
>適温というのが,非常にわかりやすいようでわかりにくいのです。
>アペックスシールの温度ということだと思いますが,アペックスシールの温度は均等ではなく,部位によって温度に大きく差があると思うのです。
>特に混合気が最も高温になるのは点火〜燃焼の時ですから,プラグホール付近を通過するアペックスシールの中央部は特に高温に曝されていると思います。
>この,部位による温度差が反りの原因になっていますよね。
>であれば,温度差も反りの方向に関係してくるはずだと思うのです。
>そして,いったい何℃くらいで変形が生じるのかという問題があります。
>アペックスシールの温度を知ることはできませんので高温時,低温時というのが,ユーザーとしては何の温度を基準に考えればよいのかということになり,例えば水温を基準にするのか,油温を基準にするのか,排気温を基準にするのか,そしてそういった温度が何℃なら低温,何℃なら適温,何℃なら高温なのかがどうしても曖昧な気がします。
>オーバーヒートはいけないというのは理解できるのですが,他にも何かユーザーにわかりやすい基準などありますでしょうか?

温度の目安は水温です。ローターハウジングの温度の目安が水温だからです。
詳しい内容をお知りになりたいようでしたら、メールかお電話をください。
よろしくお願いします。

中村

便乗です。
 赤いFD3S  - 09/9/14(月) 22:18 -

   社外のシール(豪州製)を使用していますが、
ドラッグレース数本で反ってしまいます。(圧縮が4以下に)
2本合わせると中間に0.1mmほどの隙間が確認できました。

分解してシールをオイルストーンで研磨して組み直しましたが、
2〜3本走るとまた反りました。

エンジンはブーストは1.9kで800PSほど出ています。

ラッピングやナラシを再度行うと復活するとの話もありますが、
本当でしょうか?

Re:便乗です。
 いくらなんでも  - 09/9/15(火) 8:31 -

   ▼赤いFD3Sさん:
>社外のシール(豪州製)を使用していますが、
>ドラッグレース数本で反ってしまいます。(圧縮が4以下に)
>2本合わせると中間に0.1mmほどの隙間が確認できました。
>
>分解してシールをオイルストーンで研磨して組み直しましたが、
>2〜3本走るとまた反りました。
>
>エンジンはブーストは1.9kで800PSほど出ています。
>
>ラッピングやナラシを再度行うと復活するとの話もありますが、
>本当でしょうか?

それはそのシールのメーカーに聞いたら良いのでは?
ナイトさんに聞くのはお門違いですよ

3409 / 3440 ツリー ←次へ | 前へ→
ページ:  ┃  記事番号:
0
(SS)C-BOARD v3.8 is Free