リリースから吸気チューニングというジャンルを切り開いたアイテム「スーパーインテークシステム,エアグルーヴ」。
多くのRX-8オーナーにご使用頂いている「エアグルーヴ」ですが、走行風が多く取り込める高速域では抜群の
ラムエア効果がもたらすパフォーマンスを発揮しますが、レコーダーで解析すると減速域からクリッピングまでの
パーシャル区間での吸気温度は、エンジンルームの温度に影響され上昇しています。
その区間のエンジンパフォーマンスを向上させることをテーマに掲げ、開発を進めています。
アプローチとしてご使用頂いているケースの内側に、一回り小さいインナーケースを設け2層構造化(Double Layer Structure)とします。
インテークダクト後から外気の流れを分け、アウター~インナーケースの隙間に空気層を設け冷却効果を向上させます。
先日の真夏のフジスピードウェイでテストを行いましたが、上々のパフォーマンスが垣間見えます。
従来品ではエアフロ温度が外気より約10℃高くなりますが、
インナーケース付きでは、外気、インナーケース、エアフロの各温度がほぼ同じになります。
速度が50kmを超えたあたりから、アクセルのオンオフ関係なく吸気温度が外気温度をほぼ同じになります。
近日中に筑波サーキットにおいてテストを行う予定です。