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ナイトスポーツ中村です。
こんばんは。
▼飛翔白麗さん:
>飛翔白麗と申します。
>プラグの焼け方で質問があります。
>FD4型(FD800SSのみ装着)でプラグはBUR9EQPを4本使用しているのですが、
>フロントハウジング上側のプラグ(トレーリング?)が他の3本に比べて
>カブリ気味(プラグ半分に黒いカーボン系の堆積物が付着。)
>みたいなのですが、点火系に問題が有るのでしょうか?
プラグの熱価はエンジンが一番パワーがあって負荷が大きな時に、
プラグが溶けてトラブルが出ないような熱価に設定します。
皆さんはベンチのテストなどを目前で見たことがないでしょうから、
実感はないと思うのですが、そりゃーハードです。
そこで正しいプラグの熱価の判断方法なのですが、
サーキットをハードに走ってピットに入ったら、アイドルをさせずにエンジンを切ってください。そしてプラグの焼けを見てください。
正しければ4本ともホワイトマーカーで塗ったように真っ白のはずです。
それが正しく焼けている状態です。
ピットに入ってアイドルを5分ぐらいさせると、茶色になっています。
そりゃあそうです。300馬力だった燃焼を10馬力もないぐらいにするんですから、あっという間に茶色です。その状態ではプラグの熱価の判断なのできません。
普通に走っている車のプラグを見た時は、多少色がばらついていても気にしないでください。エンジンが正常でも、焼けの状態はそろっている場合もありますし、そろっていない場合もあります。加速が正常ならOKです。
排ガスのCOやHCをチェックしてもいいですよ。それでも判断できます。
あとは中心電極の消耗を見てくださいね。角が取れていたら交換ですよ。
中村
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