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ナイトスポーツ中村です。
こんにちは。
▼紺色FCさん:
>いつも楽しく拝見しております。
>現在FC後期の俗に言うブーストアップ仕様に乗っていて、次なる一手を模索中の者です。
>まずは現在の仕様から・・
>
>・オートエグゼ ラムエアインテーク
>・HKS 純正置換インタークーラー
>・御社 デュアルフロントチューブ
>・御社 メタリット触媒
>・御社 605マフラー
>・HKS ツインパワー
>・HKS アーシング
>・御社 4BEAT
>
>そこで、金プロを使用したエアフロレス化を考えています。
>自分の中では、ピークパワーはそれほど変わらないが、アクセルレスポンスやブーストの立ち上がりは確実に向上する、というイメージを抱いているのですが、けっこう費用もかかるので、実際に踏み出せないでいるのが現状です。
>そこで実際にそのような仕様で乗られている方がいらっしゃればご意見やご感想、メリット、デメリットなどを教えていただきたいと思い、投稿しました。
>ちなみにクルマの使用用途は街乗り+α、パワーよりもレスポンス重視でチューニングしてきました。
>よろしくお願いします。
よくアクセルレスポンスという言葉を聴きますね。
これをはっきりさせないと前に進めません。
走行中にアクセルを開けて、車が前に加速する力は出力です。正確にはトルクですね。トルクと回転数に係数をかけると出力になりますから、まあトルクでも出力でも言いたいことはお分かりいただけると思います。
アクセルを開けた時に、すぐにその出力が反応するのは、正しいセッティングがされていればどれも同じです。ノーマルでもアクセルを開けると、ウッと詰まってから加速する車なんて無いですよね。もしもあるならセッティングが悪いか、出力が無いかです。いったん加速が始まって、それが遅いか速いかは出力しだいです。
つまりその回転で出力を上げることが加速を良くする事です。
もしも加速時にブースト圧の立ち上がりを早くしたいなら、タービンのコンプレッサーホイール径を大きくしてください。ノーマルのマフラーなら大きなホイールを装着すると、排気側が弱くて回しきれません。ですからかえって遅くなります。しかしその排気系の仕様なら、大きなホイールでも十分回せます。外径が大きくなると、外周の速度が速い分だけ、ブースト圧の立ち上がりが早くなります。うまくセッティングすれば体感できます。
ただし、シフトアップやヒールアンドトーの時のレスポンスはフライホイールやクラッチの慣性によって大きく変わります。
エアフロレスにしても体感できるほどの変化はありません。
中村
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