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ナイトスポーツ中村です。
おはようございます。
▼6型さん:
>ナイトスポーツ様、いつも当掲示板やTELにてご丁寧なアドバイス感謝しております。
>毎回下らない質問すみませんが、今回は御社のEBS3についてお教え願います。
>先日、汎用のEBS3を装着していただいたのですが、FD専用のEBSにはシーケンシャルコントロールアダプターというものが含まれているそうですが
>このFD専用タイプと汎用タイプだと安定性や立ち上がりにかなり違いがあるモノなのでしょうか・・・。
>もし違いがあるようでしたら後からFD専用にバージョンアップ?する事は可能なのでしょうか。
FDはシーケンシャルコントロールのツインターボですね。ですからプライマリー領域ではプリコントロールバルブでブースト圧を制御して、逃がした排ガスでセカンダリータービンの予回転をさせています。そして適度なときにセカンダリータービンも同時に過給させて、ツインターボにします。
この適度なときとは、負荷の状況と排気の効率とパワーによって変わります。約4000rpmから4500rpmの間ですが、例えば1速と2速では約150rpmほど切り替え時期が違います。2速と3速でも違います。これらを細かく行うことによって切り替わるときのブースト圧のたれを最小限にしています。
余談ですが、マフラーを交換したときは、マフラーにもよりますが、100−150rpmほど早めるとたれが少なくなります。
市販のブーストコントローラーはバルブが1個です。ですからFDに装着する場合は、ウエストゲートとプリコンをパラレルにしてコントロールすることになります。そうなると、プライマリー領域で、本来はセカンダリータービンを予回転させるために使われる排気が、ウエストゲートから廃棄されてしまい、セカンダリータービンの立ち上がりが悪くなります。
これらを解消して純正のよさを生かして使うための部品がSCAです。SCAをご利用いただければ、SCAがコントロール先を切り替えて、純正どうりのシーケンシャル制御を行いますから、セカンダリータービンの立ち上がりも純正どうりです。
参考にしてください。
中村
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