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ナイトスポーツ中村です。
こんにちは。
▼SSTさん:
>ナイトスポーツ様 閲覧者様
>13BREWにおいての、適正排気温度についてお教え下さい。
>フロンパイプ EXマニより約8cm付近に排気温度計センサーを取り付けております。
>排気温度計センサーの劣化かもしれませんが、4速、5速 5000回転以上にて
>950℃の表示となります。
>アクセルを抜きギアを1段落とし、排気温度の低下を確認すると600℃付近まで
>低下するのを確認しましたので、センサーは正常と判断しているのですが。
>高速、高付加時の排気温度900℃は適正でしょうか?
>900℃付近を表示したことが、いままで無く最高値で850℃付近でしたので
>セッティングを取り直そうか、考えている次第です。
>実際、タービン直後の排気温度値は、フロントパイプ付近の温度+約100℃と考えますが、適切でしょうか?
排気温度は、タービンの手前(EXマニホールド部分)で960度が限度です。
ただし、タービンシャフトがインコネルなら1050度まで耐えられます。
実際にはインコネルではなくても短時間の100度は耐えられますから、
950−980度ぐらいで収めれば大丈夫ですよ。
排気温度はノックが出ない限り高いほうがパワーは出ています。しかし、それではタービンのメーンシャフトのEXブレードが溶けてしまいますから、仕方なく960−980度以内にするんですよ。
この温度がタービンを通過すると、ずいぶん温度が下がります。タービン出口から10cmぐらい下がれば、100−150度ぐらい下がります。
また燃調や点火しだいで温度は変わりますから、上記温度はフルパワーの7000rpm以上の状態での話です。同じ回転でも負荷やアクセル開度で燃調や点火が変わりますから、パーシャルで1000度を超えても、フルパワーで温度が下げれば大丈夫です。
温度計は作動していても誤差が出る場合がありますから、動いていると言って安心はしないでください。
中村
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