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ナイトスポーツ中村です。
おはようございます。
▼FD初心者さん:
>エアインクス
>ARC純正置き換えインタークラー
>社外マフラー
>アルミ2層ラジエーター
>の他ノーマルのFD4型でブーストアップを考えているのですが、
>ステアリングシャフトへの干渉・熱・耐久性の心配などから、
>フロントパイプ交換はあまりしたくありません。
>しかし、タービン・エンジンの耐久性も犠牲にしたくありません。
>
>純正フロントパイプ使用では、
>どれぐらいのブーストまで対応できるのでしょうか?
>
>純正フロントパイプのまま、
>触媒を御社さまのメタリットにした場合も、
>フロントパイプを変えていない為、
>結局はタービンの耐久性を犠牲にしてしまうのでしょうか?
排圧が高いからと言ってタービンやエンジンの寿命が縮むことはありません。
なぜなら、排圧が高くて排気が上手く行われないと、出られなかった排気はエンジンに残り、そのまま吸気工程に残り、新規エアーが入ってきません。FDの場合はエアフロがありませんから、新規エアーが入らなくても、インマニの圧力とエンジン回転数で燃料は供給されてしまいます。残留ガスに余分な燃料が噴射されるのですからパワーは出ません。ふけない状況になりますね。
エンジンにとって一番辛い状況はパワーが出ていることです。パワーが出ていないなら、燃調が濃くても問題になりません。
タービンにとって一番辛い状況は、排気温度が高いこととタービン回転数が高いことです。排圧が高くて燃調が濃くてふけない状況では排気温度も下がります。排圧が高くてはタービン回転数も上がりません。
つまり、エンジンもタービンも消耗するどころか楽をしています。ただしふけなくてドライバーは不安を感じているはずです。
排圧が高くて排気効率が悪くなるなら、それに見合った燃調をしてください。
中村
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