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ナイトスポーツ中村です。
おはようございます。
▼迷える山羊さん:
>いきなりですが、不適切な内容,表現などございましたらご指摘下さい。
>また、既出の話題でしたら申し訳ありません。
>
>当方FDで、吸気系パーツを考えております。
>そこで、
>・ナイトスポーツ様のエアグルーヴ
>・むき出しエアクリ
>・ラムエアインテーク
>が頭にあるのですが、これらは何が違うのでしょうか?
>
>きっと、それぞれ目指すものは少なからず違うような気がするのですが、
>どなたか違いをお教え頂けませんでしょうか。
>
>(他製品との比較は表現上難しいかもしれませんが)
>ナイトスポーツ様からのお奨めポイントなどでも。
>(HPの製品説明を読ませて頂き想像するに、吸気効率と吸気温度の違い?)
>
>宜しくお願いします。
エンジンの吸気温度が約4度上がると、パワーは約1%下がります。
むき出しエアクリはエンジンルームの熱気を吸うために、タービン手前で
65-70度ぐらいの温度になります。
これを外気温度に近い温度にするには、ラジエターやエンジンルームと隔離された吸気取り入れ口からエアーを吸う必要があります。
なぜなら、エンジンの吸気の吸われる速度は、車速よりはるかに早いからです。
(余談ですが、レーシングカーの社外に出ている吸気ポットでも、車速よりエンジンの吸う速度のほうが速くて、過給にはならないんですよ。)
ですから、実際にセンサーをつけて計測すると、ちょっとでも吸気口の後方にエンジンルームとのつながりがあると、後方からでもエアーは吸われてしまいます。
そこでエアーグルーブはあのような形状にして外気温度に限りなく近い吸気温度を達成しています。
商品名を挙げて何がどう違うとはいえませんが、温度センサーをフィルター部分にセットして、3速でもかまいませんから、停止状態から7000rpmぐらいまで加速しながら温度を見ると、何が良いかすぐにわかりますよ。
ちなみに、エアーグルーブでは外気温度次第ですが、35-40度ぐらいまで7000rpm付近で下がります。むき出しエアクリとは10馬力ぐらいの差になります。
中村
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