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ナイトスポーツ中村です。
こんにちは。
▼jawayさん:
>>飛行機は高高度を飛行する為、パワーを出していくと
>>空気が薄いのでノックが発生しやすくなる
>
>話が逸れてしまいますが、これが良く理解できません。
>もうちょっと詳しく説明していただけませんか?
>
>私はてっきり以前多かった空冷エンジンでは熱管理の問題で、
>ヒートスポットが出来易いからだと思ってました。
>
>よろしくお願いします。
例えば、ライカミングを使っているセスナ172などを例にとると、
必ずミックスチャーレバーがコックピットにあります。これを回すことによって、
燃調を飛行しながら変えられます。
実際の飛行でも、高度を上げると(例えば3000Fぐらいとか)最大回転数を得られるようにミックスチャーを薄くします。
また、飛行中にエンジン不調になった場合は、マグネットーをBOTHからL又はRに切り替えて、どちらかのマグネットーが故障をしていないか確認したり、
ミックスチャーをリーンにしたりリッチにしたりして原因を探るようにします。
着陸後にエンジンを停止する際は、ミックスチャーをリーンいっぱいにして、(ガスを切ってしまうようなことですね)エンジンを停止させてからメーンスイッチを切ります。
ライカミングのエンジンは、非常に旧式なエンジンですから、鉛のたっぷり入ったアブガスでないと不都合が出ます。また、フェール系のホースは、アブガス用ですから、自動車用の(特に日本のガソリン)を使うと、ホースがふやけて破損します。
つまり、旧式エンジンですから今のガソリンは使えません。
しかし、ロータックスやソロなどのエンジンを使っているモーターグライダーは、普通のハイオクガソリンを使っています。
でも、飛行場によってはアブガスしか置いていないところもあって、不自由をしているようですね。
中村
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